いい職場で働くために

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給与の内訳

求人情報に記載されている給与は手当を含んだ合計額を大まかな目安として記載しているだけの場合が多いです。例えば「月30万円～」と書かれていた場合、月30万円が最低額で働き方によってはより多くの給与を得られるのではないかと思いがちです。しかし、実際には月30万円に届かないこともあります。そのため、基本給や手当の金額など、細かい内訳がどのようになっているかを確認する必要があります。

休日数を確認

「週休2日」という文字だけ見ると、週に2日の休日が確保されているとイメージしがちですが、実はそうではありません。週休2日は、1ヵ月のうち1週間に2日の休日がある週が1つ以上あるという意味です。毎週2日の休日が確保されている場合は「完全週休2日」と記載されます。また、年間休日数にも注目してください。週休2日で年間休日数が少ない場合、長期休暇を取得しにくい職場である可能性が高いです。

賞与について

賞与については「賞与実績」に注目しましょう。「賞与あり」と記載されていても、絶対に支給されるわけではありません。経営が上手くいっていなければ賞与はカットされます。業績次第で支給されるかどうかが決まるため、これまでの実績を確認してください。毎回支給されていれば問題ありませんが、直近の実績が思わしくないようであれば危険です。「年2回の賞与あり」とだけ書かれている場合、実際の金額は分かりません。「年2回の賞与あり（実績6ヵ月分）」など、実績が正しく記載されているかを確認しましょう。

自分の希望する働き方ができるか

勤務時間やシフトが自分の希望に合っているかどうかを確認してください。働きやすさを重視して転職するのであれば確認必須の項目です。シフト制の場合は申し送りなどにかかる時間を勤務時間として計算してくれるかどうかも重要です。申し送りは意外と時間のかかる作業なので、それが勤務時間に含まれないとなるとモチベーションの維持が難しくなります。

アピールポイントにも注目

基本的な求人情報だけでなく、職場の特徴をアピールしている文言にも注目してください。例えば「働きやすい職場です」とだけ書かれていても、具体的なことは何も分かりません。それよりも「教育体制が充実しており、ブランクのある看護師を歓迎しています」などと書かれている方が安心できます。「アットホームな雰囲気の職場です」「安定して働けます」など、どこかで見たことのあるような謳い文句ではなく、その職場独自のアピールポイントが具体的に書かれている方が信頼度は高いです。